Book
堀口大學による訳は、1955年(昭和30年)刊とのことなので、言い回しは古臭く、現代の翻訳と比べれば、読みにくいうちに入るだろう。 しかしその文章は、限りなく美しいと思う。あえて読みにくくすることで、上澄みだけをかすめ盗ろうとする者たちから、秘め…
先のエントリーでは「スティーブ・ジョブズ」を取り上げましたが、その下巻で、ハワイに行くジョブズのiPad2に、唯一ダウンロードされていた本である、と紹介されていたので、この「あるヨギの自叙伝」も読んでみました。
村上春樹訳「ティファニーで朝食を 」を読む。昔からあった龍口直太郎訳の方は、読んだ気もするがまったく覚えていない。
文学よりも音楽が好きなぼくには、「砂の女」と聞いたら、安部公房ではなく鈴木茂の「バンドワゴン」の一曲目。しかし今回は、安部公房の「砂の女」について書いてみます。
沈黙を読んだ。宗教を扱ったシリアスな作品だったが、文章は読みやすく、2日で一気に読んでしまった。
ちきりんさんの『未来の働き方を考えよう』を読んで、自分の未来の働き方が気になりだしました。
最近読み終えたノンフィクションライターの野村進さんの「調べる技術・書く技術」という新書が、この三冊に匹敵するような素晴らしい本だったので、今回はその内容を紹介したいと思います。
「アイデア」の力で世界は変わっていきます。私たちの生活がこんなに便利になったことだって、元をたどれば、すべて誰かがひねり出した「アイデア」の結果です。
昨年からちょっとした映像作品を作りをはじめた。
20代後半から30代後半にかけては、書店に足を運べばすぐさま「ビジネス書」のコーナに向かっていた。当時は話題の新刊を中心に、年間20-30冊ほど読んでいたと思う。
今回の記事は、以前書いていたブログ「鶴の手帖」2014年12月のエントリーを転載したものです。 ノンフィクションは、裏側を知るとさらに面白い ノンフィクションと言えば、野村進さんの「調べる技術・書く技術」という本が素晴らしかったので、ちょうど一年…
「エッセイ」……今年ぼくが最も意欲的に、良い本を追い求めたジャンルだ。
前回の「2014年に読んだ本|小説(女性作家)」編に続き、昨年読んだ本のまとめです。
昨年読んだ本の中から、特におもしろかった本、感銘を受けた本の感想を、数回に分けて書きたいと思う。
余暇の過ごし方を見なおし、SNSやインターネット、テレビなどに充てていた時間を少なくした代わりに、読書をはじめて2年ほど経つ。
40を越えて、ものを書くことを覚えた。ノートやブログにちょっとした文章を書き始めて二年ほど経つ。